わかりやすい火葬知識ブログ

2020年05月24日

しっかりと一周忌を執り行う意味とは

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一周忌というのは、年忌法要において故人が永眠して葬儀を行ってから一番初めに執り行われるもののことを意味します。きちんとした名前は一周忌法要ということになります。行うときには、ファミリーや親族などを合せて、生前に故人と交流のあった人物もお呼びして開催されます。

この時期までが喪に服す期間とされていて、まさに喪中と言われている期間となっています。終われば喪が明けるということになります。ならばどうして行う必要があるのかについてですが、 仏教においては百箇日に平等王に因る再審がおこなわれるといわれています。

そして、一周忌は都市王によりまして再度再審がおこなわれるといわれています。この時にファミリーなどの供養がないと救済されないとされていることから、一番大事な節目の日に添って、ファミリーや交流の深い友人や周りの人を集めて偲ぶことを通じて救済をするというのが目的だと言われています。

それに加えて、年忌法要を追善供養と指し示すこともあります。これに関しては、故人に代わり現在生活している人が良い行為をすることをいいます。1つの例として、年忌法要はあらためていうまでもなく仏壇へ手を合わせたり線香をあげるのみでも追善供養を行ったといえます。